プロ投資家でなくても、配当金狙いや企業価値評価でリターンを高められる。その手法を2人に明かしてもらった。
個人投資家 ジン|年150万円以上の配当金満喫
私は会社員として仕事をしながら株式投資をしています。配当金収入を得ることを主な目的に、銘柄選びをしています。2020年の配当金は150万円を超えました。
ただ、ここまでは紆余曲折がありました。投資を始めたのは17年。子どもが生まれたのをきっかけに、将来の教育費や老後資金を考え、給料以外の収入源をつくる必要があると思ったからです。当初は高利回り銘柄に投資していました。
JT(日本たばこ産業)やNTTドコモ(20年上場廃止)など、大型株で配当利回りの高い銘柄です。しかし、高利回り銘柄として注目していた日産自動車が業績悪化で減配し、株価も大幅に下落。それを目の当たりにしたことや、保有していた銘柄の株価が下落し含み損となったことなどから、高利回り投資に疑問を持ち始めました。そして単に利回りの高い銘柄ではなく、投資後に、配当金の増加や株価の上昇が期待できる「増配銘柄」へシフトしました。
調べてみると、MonotaRO、レーザーテック、GMOペイメントゲートウェイ、神戸物産などは、利益が増え続け、それにつれて配当金も増やしていました。そして株価も上昇していました。
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