今後8年、2兆ドル規模でインフラ投資が進む米国。恩恵を受ける銘柄は?
2兆ドル|米バイデン政権「雇用計画」の規模
日本で米国株投資がブームになっている。米国株市場は最高値を何度も更新しているので、日本株と違う魅力が見いだされているのだろう。だが、まさに日本株と違うので、投資をするときは日本株と異なる考え方が必要だ。
米国株価指数S&P500は今年5月に史上最高値を更新した。しかし、日経平均株価は30年以上にわたって最高値を更新していない。日本株は、いずれ下がると思って上がったら売る人が多い。だが、米国株は違う。最高値を更新し続けてきた市場なのだ。投資すべきだという確信を持てたなら、腰を据えて長期投資をしたほうがリターンは大きくなる。
米国株投資で、実際どのくらいのリターンを上げられたのか。日本株が最高値をつけた1989年末から昨年末までを見てみると、S&P500の年間平均トータルリターン(円ベース、配当金の再投資を含む)は11.4%に達する。一方、同期間の日経平均株価のトータルリターンは2.6%。米国株投資は為替のリスクを取っても十分なリターンを得られている。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら