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付属校の強みは大学連携 進学校とのハイブリッド型付属校も続々

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系列大学の看板学部と連携した教育に加え、他大受験可という柔軟な付属校も。

法政大学第二(神奈川県川崎市)は2016年に共学化した(撮影:尾形文繁)

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大学付属校の魅力とは何か。その答えは、私学が付属校をなぜつくるかという根源的な理由にある。単なる定員確保ではない。より早い段階から各私学の理念の下で学び、大学入学後は学校活動の中心を担う。理念継承者として励み、次世代に理念を継承してほしいからである。そのために、中高と大学の連携教育が行われる。これこそ付属校の魅力だ。

例えば大学からの中高への出前授業、中高生の大学訪問・体験などで、併設大学の学部の強みを生かして連携している。例えば法学部が看板の中央大学。中大附属中学・高校(東京都小金井市)では、中3で法科大学院(ロースクール)を訪れ、模擬法廷教室で実際の裁判の手順ややり取りを学べる。将来、法曹界で活躍したい生徒にはこのうえない環境だ。

芝浦工業大学附属中学・高校(東京都江東区)も近くにある芝浦工大・豊洲キャンパスと連動し、中1で「工学わくわく講座」、中2で「ロボット入門講座」などを提供、多彩な連携教育を実践している。また昭和女子大学附属中学・高校(東京都世田谷区)では、高3から昭和女子大で学べる「五修制度」がある。大学卒業まで5年かかる昭和女子大と海外大とのダブルディグリー制度では、高3から学ぶことで1年余分に学ばずに2つの大学の学位を取れる。ダブルディグリー制度にはキャンパス内に日本校を誘致した米テンプル大学も含まれる。

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