有料会員限定

付属だから教えられる実力校の手厚い薫陶 Part2 付属校の魅力

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

系列大学と連携し、進学校にはない独自の教育に力を入れる。

探究型学習へ少人数クラスに転換
早稲田実業学校[東京都国分寺市]

早稲田実業学校は、JR国分寺駅から程近い自然豊かな環境にある。約5万5000平方メートルの広大な敷地には王貞治記念碑、小室哲哉記念ホールなど歴代OBの名前を冠した施設群を有する。文武両道の校風で、夏の甲子園出場29回を数える硬式野球部や、昨年全国高校大会に出場したラグビー部をはじめ部活動が活発だ。

スポーツでも有名。文武両道を地で行く(撮影:梅谷秀司)

特集「中高一貫 vs.大学付属」の他の記事を読む

同校は3月、2022年度から中等部と高等部の1クラス当たりの人数とクラス数を変更すると発表した。現行では中等部の定員は各学年1クラス45人で5クラス、高等部は45人9クラスだ。22年度以降、中等部は1クラス36人程度で6クラスにする。高等部は44人程度で8クラスに編成して1クラス当たりの人数を段階的に減らす。将来的には1クラス40人ほどの規模を検討する。

1クラスの生徒数を減らす狙いを菱山和広副校長は「探究型学習に転換し、少人数でよりきめ細かな教育を行うため」と説明する。教員が一方的に教えるのではなく、生徒自身が興味や関心のあるテーマを見つけて学ぶことは、大学での研究の基礎になるという考えだ。

関連記事
トピックボードAD