副業・LGBT支援、「よそもの」が担う渋谷行政革命 渋谷区は全国でも稀有な施策を相次いで敢行

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アパレルショップの撤退に再開発の加速。若者文化の発信地から“没落”する渋谷の実像に迫る。

4月26日に開催された副業人材の就任式。長谷部健区長と田坂克郎室長(右)は職員と外部人材との相乗効果に期待を寄せた(記者撮影)

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ヤフーの開発責任者、4言語を駆使する海外スタートアップ支援事業の経験者、アニメ番組のプロデューサー――。

渋谷区は副業として区で働く民間人材11人を採用し、4月26日に就任式を開いた。副業人材には、IT企業在籍者から会社経営者、マーケティングの専任者まで多種多様な人が集まった。全員が、スタートアップ(創業初期のベンチャー企業)の支援事業に就く。

東京23区で副業人材を活用するのは、渋谷区が初めて。就任式において、長谷部健区長は「マーケティングのプロや語学が堪能な方など、本当にすごい方に集まっていただいた。スタートアップ関連事業は行政の苦手な分野。今後はこういった外部の知見を生かして、行政も成長していきたい」と語った。

シンガポール在住者も渋谷区役所で副業

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