アパレルショップの撤退に再開発の加速。若者文化の発信地から“没落”する渋谷の実像に迫る。
「渋谷の『大人化』がいよいよ現実になってきた」。博報堂の「新しい大人文化研究所」で所長を務めたのち、現在は「人生100年時代 未来ビジョン研究所」を主宰する阪本節郎代表はこう指摘する。阪本代表は大人化の流れを鮮明にした意味で、「2019年はエポックメイキングな年だった」と言う。
2019年11月1日、渋谷駅直結の「渋谷スクランブルスクエア」が開業した。その3週間後の11月22日、建て替えにより一時休業中だった「渋谷PARCO(パルコ)」がグランドオープン。そして12月5日、同じく建て替えが進んでいた「東急プラザ渋谷」もリニューアルを果たした。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
この記事の特集
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら