認知症薬に「新たな活路」を求める動き もしもエーザイの新薬が“脱落"したら

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あくまで仮定の話だが、エーザイとバイオジェンの「アデュカヌマブ」が承認されなかった場合、医薬界におけるアルツハイマー病薬の開発はどうなるのか。

治験の最終段階である第3相(P3)に進んでいる抗アミロイド抗体(詳しくは「認知症の根本的な治療に『3つの攻め手』」)の有望な新薬候補は、同じくエーザイとバイオジェンの連合が共同開発する「BAN2401」とロシュの「ガンテネルマブ」くらいしか見当たらない。

2021年に入って治験の第2相(P2)での主要評価項目を達成したと発表したアメリカのイーライ・リリーの「ドナネマブ」があるが、最難関のP3が残っている。また、P2の副次評価項目(主要評価項目以外の項目)で統計的に十分な有効性を示せていないものがある。

開発を挑む企業が
抱えている難問

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