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コロナ禍でも強い大手病院 「徳洲会」「伯鳳会」は収益も好調

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コロナ患者受け入れの有無で、病院経営の二極化が進みつつある。

新型コロナウイルス禍以降、患者の受診抑制などのあおりを受けて経営難に陥っている医療機関は少なくない。一方で、一部の体力ある大手民間病院の中には、多数のコロナ患者を受け入れながら収益を伸ばす病院もある。

「2020年11月の月次収益は過去最高で、12月もその記録を更新している」と話すのは、羽生総合病院の松本裕史院長だ。埼玉県羽生市にあるこの病院は、国内最大手の医療法人である徳洲会グループの傘下。埼玉県からコロナ対応の重点医療機関に指定され、コロナ患者を受け入れている。

1月に開設された羽生総合病院のコロナ専用仮設病棟。右は松本裕史院長。人工心肺装置をつけた重症者も受け入れる(写真:徳洲会)

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羽生総合病院がコロナ患者を受け入れ始めたのは昨年の3月からだ。個室3室での受け入れから始め、その後感染が拡大したため1病棟をコロナ患者専用にし、28床で受け入れていた。

20年11月には埼玉県からの要請・資金援助を受け、駐車場に合計80床の仮設病棟を建設。現在はここに30~40名の患者が入院する。

グループで過去最高益に

東京都を中心にコロナ患者が急増した20年3月から4月ごろの“第1波”では、コロナ患者を積極的に受け入れるほど受け入れ医療機関の収益が悪化することが問題になっていた。

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