1月11日から4日間にわたり、世界最大のテクノロジー展示会「CES」が開催された。例年は米ラスベガスの展示場で約4000社が出展し、15万人以上が来場するが、コロナ禍の中、今年はオンライン開催となった。
CESはもともと「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」の略で、当初は家電の見本市だった。だがスマートホームの流れで家電にソフトウェアが入り、自動車の電動化やスマートシティー構想も進んだ。ベンチャー企業も多数参加するようになったことから、単なる家電にとどまらないテクノロジーの展示会となった。
かつてはパナソニックやソニーといった日本の家電メーカーが主役だったが、近年は独ダイムラーや米ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車などの自動車会社や、米プロクター・アンド・ギャンブルのような消費財メーカー、米ウォルマートなどの小売企業の参加も目立つ。今やテクノロジーと無縁な業界はない。あらゆる企業の幹部にとって、CESの動向は注視すべきものになっている。
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