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製造業の未来を脅かす「IoT」の大誤解 新分野の“自称専門家"に だまされてはいけない

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米アマゾン ウェブ サービス(AWS)が発表した工場向けIoTサービスで提供されるセンサー

米アマゾンのクラウド子会社、アマゾン ウェブ サービス(AWS)は12月1日、主に製造業の設備故障を事前に予測する自社製のセンサーと機械学習アルゴリズムをセットにしたIoT(モノのインターネット)サービス「アマゾン・モニトロン」を発表した。設備の予知保全をしたいがセンサーを持っていないという企業向けに提供する。

AWSはクラウドビジネスで世界トップを走る。その膨大な処理能力をAI(人工知能)にも生かしてきた。従量課金のため導入のハードルが低く、AIの実証実験では多用されている。

「はやっているらしいから、とりあえずAIのプロジェクトを進めて」と社長がIT部門に丸投げするのはよくある光景だ。IT部門がAIのノウハウを持っていないため、AIの開発ができると主張するベンチャー企業にさらに丸投げする。ただしベンチャーにノウハウがなくとも、発注側がそれを見抜くことはできず、失敗に終わることが多かった。

さらに製造業ではセンサーを用いたプロジェクトが多く、どのセンサーを使えばいいかなど、考えるべき点は増える。

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