有料会員限定

列島縦断“再編"ルポ 北陸から九州まで総ざらい

印刷
A
A

全国で地銀再編という名の爆弾に火がつき始めている。

千葉銀行が展開するグループを選んだ群馬銀行

特集「地銀 最終局面」の他の記事を読む

関東|ついに動いた群馬、横浜は首都圏連合へ

11月9日、群馬銀行が地方銀行連合「TSUBASAアライアンス」に参加するというニュースに触れたある地銀幹部はこうつぶやいた。

「先日、菅(義偉)首相の発言について群馬銀行の幹部と雑談した際、歯切れが悪かったのはこれが理由だったのかぁ」

TSUBASAアライアンスとは、2015年に千葉銀行が主導する形で第四銀行(新潟県)、中国銀行(岡山県)の3行で発足した地銀グループ。基幹システムの共同化や、さまざまな業務連携を行うといった緩やかな連携で、10行が参加している。

11行目となる群馬銀行は、マネーロンダリング対策の共同化や、M&Aの情報交換プラットフォームへの参加も視野に入れる。さらに、22年に更新時期を迎える基幹システムについても、共同化を進める方向で検討する方針を明らかにした。

地銀幹部が冒頭のように語るのには、理由があった。ここ数年、関東地方では地銀再編が相次いでいるのだ。

東京都民銀行と八千代銀行、新銀行東京(すべて東京都)の3行が合流して東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)が誕生したほか、横浜銀行と東日本銀行(東京都)が統合してコンコルディア・FGが、そして常陽銀行(茨城県)と足利ホールディングス(栃木県)が統合してめぶきFGが発足した。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
地銀 最終局面
エピローグ|本格化する再編時代
銀行員の働き方はこんなに変わった
「年功序列」に代わる「専門性」
Part3|迫られる大変革
自己資本比率のベスト&ワースト
地銀だけではない
インタビュー/東洋大学教授 野崎浩成
Part2|薄氷の経営
合併地銀の事例に学ぶ
自社商品を優先的に勧めると利益相反に
トップアナリストも参戦
インタビュー/SBIホールディングス 社長 北尾吉孝
自社サービス利用地銀に急接近
北陸から九州まで総ざらい
生き残るのは何行か
不祥事で幻に終わった
Part1|土俵際の地銀
地銀再編は何のためか
首相が追い込む崖っぷち
プロローグ|再編を迫る政府と日銀
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内