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「圧倒的2位になる」とはもう言わない! SMBC日興証券の清水喜彦社長に聞く

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ネット証券の動向に「総合証券化するのなら怖くない」と述べた清水社長(撮影:梅谷秀司)。

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三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券。同じくメガバンク傘下のみずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券との差別化をどう図るのか。三井住友銀行出身で2016年4月から指揮を執る清水喜彦社長を直撃すると、リサーチ、イマジン、クリエイト、early, fast, repeatなど、キーワードがポンポン飛び出した。

 

――SMBC日興証券は部門ごとの収益を公表していませんが、今期のリテール部門は赤字ではありませんか。

おかげさまでうちは黒字でした。厳しかったけど、頑張ってくれてギリギリ。

――ギリギリ黒字というのはリテール部門の厳しさを表しているようにみえます。立て直しをどう考えていますか。

2020年から3年間の中期経営計画をたてる。これはうちだけではなくて、グループも含めてだが、リテールにもう一回注力しようと思っている。なぜかというと、日本には約1800兆円、まだ個人資産がある。

で、それがどれだけ証券会社(の口座)に入っているかという話で考えたら、まだまだやれるはずだからだ。

――「もう一回注力」について具体的に教えてください。

ここの社長に就任したときに、営業マン2000人だったのを3900人にすると言っていた。これを前近代的だって言った人もいるけど、ちょっと勉強してから言ってくれと。なぜかっていうと、うちは2000人強の営業マンで、平均すると1人当たり600人の(顧客の)担当をしていた。でも、実際は口座だけあるとか、動いてないお客さんもいるわけですよ。それを考えると、1人当たり(実質)350口座だと。

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