有料会員限定

株価への逆風は小休止もくすぶる投資家の懸念 試練続くフェイスブック株

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

特集「フェイスブック解体」の他の記事を読む

今年1月につけた高値は回復できていないものの、堅調な値動きの米国株式市場。一方で相場の牽引役であるハイテク銘柄、なかでもGAFAについては、投資家の気をもむ局面が続く。

最も顕著なのがフェイスブックだ。データ流出問題が発覚した3月に、株価は1月末の年初来高値から2割近く下落した。4月25日に発表した2018年1~3月期決算は、広告収入が前年同期比50%増、月間利用者数も前の四半期に比べて6700万人増加と好調を維持。株価も戻り基調だが、1月末高値を依然下回る。

グーグルの持ち株会社アルファベットは利益率の低下を嫌気されたのか、1~3月期決算発表後に売られ株価がやや軟調。一方、アップルとアマゾン・ドット・コムの株価は史上最高値圏と好調だが、3月から4月初めにかけてアマゾン株が値を下げたことは記憶に新しい。「アマゾンには不当に安い郵便料金が適用されている」などと非難する米トランプ大統領のツイッターの発言が原因だった。

関連記事
トピックボードAD