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思わず聞き入るプレゼン話術 TED流が身に付く

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「TEDxKyoto」は日本で開催される「TEDx」の中で最大級の規模を誇る("Photo by Hiromasa Nakaishi, TEDxKyoto")

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「ニッポン画って聞いたことがありますか? 日本画ではありませんよ」。登壇者の開口一番の問いかけに、聴衆が引き込まれる。昨年10月、京都外国語大学で開催された「TEDxKyoto」。登壇者は、伝統的な日本絵画と現代風俗を融合させた「ニッポン画」を提唱する画家・山本太郎氏だ。約12分のプレゼンテーションが終わると、会場は大きな拍手に包まれた。

米国発祥のプレゼンイベント、TEDカンファレンスをインターネットで見た人は多いだろう。TEDxは、世界各地の団体が本家TEDから承認を受け、一定のルールに沿って開催している草の根イベント。日本で最大規模なのがTEDxKyotoだ。

京都における主宰者のジェイ・クラパーキ京都外国語大学教授(国際法)は、自ら登壇者にプレゼンを指導している。実際に登壇したある企業経営者は「自分のプレゼンに問題はないと思っていたが、彼の手ほどきで見違えるほど改善された」と絶賛する。多数のプレゼン指導を手掛け、ビジネスでのプレゼンや交渉の知見も豊富なクラパーキ氏に、聴衆を引き込むプレゼンのコツを聞いた。

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