メルマガは200種類用意している
スタートトゥデイ取締役マーケティング本部担当 澤田宏太郞
当社のサイトではいろんな切り口でユーザーの情報が取れる。アクセスしてきた人が、どんな経路で来て、どの商品を見たのか、購入したかどうかなど、細かく調査できる。プロモーションを考えるうえでそうした情報はとても有用だ。
さまざま手を打つ中で重視しているのは、毎日気になってサイトに来てもらえるようにすること。対象ブランドで使える割引クーポンの配布は、つねにサイトで何かやっている感じが出せるので効果的だ。ユーザーは自分の好きなブランドクーポンがいつ配布されるのかが気になり、サイトを頻繁にチェックするようになる。当社はたくさんのブランドがあるので異なるクーポンを配布できるが、ほかのサイトが日替わりでやるのは難しいだろう。
メルマガはむやみに送らない
ユーザーにメルマガで伝えたいことはたくさんあるものの、そこには制限を設けている。200種類ぐらいある告知内容の中で、顧客動向の分析から有用であろう情報をセレクトし、ユーザーごとに送るメールの種類を変えている。いくつもの施策を積み上げた結果、現在でも新規顧客が増えている。どこかの時点で認知度が一段と高まったと感じている。
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