有料会員限定

「強いドル」転換、米国に振り回される円 ▶▶PartⅢ日米経済の焦点/「円」の未来

印刷
A
A

[ポイント1]
クリントン氏が大統領選に勝てば短期的には円高との見方もあるが、長期レンジで見るとどちらが勝っても「強いドル政策」転換の可能性がある

[ポイント2]
「強いドル」は共和党、民主党に共通する「国是」だが、1985年のプラザ合意のように米国がドル高に堪えきれずドル安誘導したことは過去にもある

[ポイント3]
先進国で唯一の利上げ国である米国に世界のマネーが集まり、米国はバブルが起きやすくなっている。日本は再びドルに振り回されるかもしれない

 

今回の大統領選挙では、米雇用情勢に対する不満や経済回復の鈍さなどから、ドル高への警戒感や保護主義的な主張が目立った。

大統領交代に伴う目先のドル円相場の見通しについて、日本総合研究所の井上肇・副主任研究員は、「クリントン氏なら政策の予見可能性が高く、市場はリスクオンとなってドル高。トランプ氏ならその逆。FRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げの後ズレも予想され、ひとまずドル安ではないか」と見る。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
日米関係の大不安
TPPとRCEPの双方に参加する日本の戦略
プロの警鐘(3)エネルギー/寺島実郎
「ミスター円」元財務官の榊原英資氏に聞く
▶▶PartⅢ日米経済の焦点/「円」の未来
プロの警鐘(2)ビジネス/大前研一
中国の覇権国化に警戒強める日本とロシア
アジア太平洋地域を舞台に激化する覇権争奪戦
これはネオリベラリズムの終わりの始まりか
中国とロシアはなぜトランプを支持するのか
プロの警鐘(1)地政学/佐藤優
そもそも沖縄の地理的優位性はどうなのか
▶▶PartⅡ日米関係の明日/同盟のコスト
識者に聞く「日米同盟は「瀕死」ですか?」
INTERVEWイアン・ブレマー、丹羽宇一郎
今だから考える日米関係「日本は『属国』か」
戦後史超入門・証言でたどる日米70年(3)
戦後史超入門・証言でたどる日米70年(2)
▶▶PartⅠ日米関係総点検/戦後史(1)
日米同盟のコストとリターンを徹底検証!
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内