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自民・民進の弱点突いた小池大勝 既存政党に反発した都民

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舛添要一氏の知事辞任に伴う東京都知事選は7月31日に投開票され、小池百合子元防衛相が当選した。自民・公明両党などの推薦を受けた増田寛也元総務相、民進・共産両党など推薦のジャーナリストの鳥越俊太郎氏らに大差をつけた。自民党の推薦を得られないまま立候補した小池氏は、無党派層だけでなく既成政党の支持層からも多くの票をかき集めた。

自民・民進両党は、首都東京で有権者を引き付けられなかったことにショックを受けており、「小池旋風」は今後の中央政局にも大きな影響を及ぼしそうだ。

3候補の得票は次のとおり。

▽小池氏 291万2628票

▽増田氏 179万3453票

▽鳥越氏 134万6103票

政党の正式な支援を受けなかった小池氏の得票が、与党などが推薦した増田氏を100万票以上も上回ったことが大きな特徴だ。増田氏が知名度で劣っていたのは確かだが、自民党東京都連が、推薦候補以外を応援したら除名するといった締め付けを強めたことが、かえって裏目に出てしまった。

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