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ポスト舛添の名も浮上 知事に居座り続ける醜態

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“公私混同”疑惑で苦境に立つ舛添氏。都民からの信頼は地に墜ちたが…。

5月20日の会見では苦しい弁明に終始した。自身では身の振り方をどう考えているのか(時事)

舛添要一・東京都知事(67)が政治資金の“公私混同”疑惑で厳しい逆風にさらされている。

多くの国民が注視する中、5月13日の定例会見は1時間48分、20日は2時間17分に及んだ。特に20日の会見では、冒頭で都政についての言及があったが、ほとんど疑惑の弁明に終始。質問に対しては、「第三者の厳しい公平な目で調査してもらう」と何度も繰り返す一方、辞職については否定したのである。

都庁に寄せられた意見は約1万8000件。日本テレビ系のNNNが行った世論調査では、90.2%が舛添氏の説明に「納得しない」、70.1%が「知事を辞める必要がある」と回答している。

きっかけは3月に明るみに出た、知事の高額な海外出張費だった。就任直後のソチ訪問を手始めに、海外出張は9回を数える。中でも、2015年10月から11月のパリ・ロンドンへの1週間の出張には舛添氏を含む20人が参加、ファーストクラスとスイートルームなどを使った経費は5041万円超に上った。本年度の外遊費も3億3500万円が計上されている。

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