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米国の見方は 中国激震

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ニューヨーク発
ウォール街で中国株「空売り」が流行中

産経新聞 ニューヨーク駐在編集委員●松浦 肇

中国発の「負の連鎖」に懸念。上海株が直近の底値をつけた7月8日のニューヨーク証券取引所(ロイター/アフロ)

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「中国株バスケット(複数銘柄)のショート(空売り)戦略が流行なんだ」。知り合いのヘッジファンド運用者は、中国経済の減速に張る投資戦略をこう説明し始めた。中国株は規制によって外国人による空売りが困難だが、「代わりに中国での売り上げ成長の比重が大きい米国株を空売りするんだよ。これなら流動性も高い」。

具体的な銘柄としては、ゼネラル・モーターズ、スターバックスコーヒーのほか、ファストフードのヤム・ブランズなどがあるそうだ。いずれも、中国進出が材料となって昨年まで買われていた銘柄だ。

6月以降に中国株が演じた急落劇を受けて、米ウォール街では中国経済の先行きに対する悲観論が台頭している。小口取引が主体の個人の間でも、中国株が下がれば価格が上昇する上場投資信託(ETF)が人気となり始めた。

金融ビジネスにおける外資規制が厳しい中国市場は、閉鎖的な分だけ、国際金融市場と連動するリスクが比較的小さい。米調査機関カンファレンス・ボードによると、「中国株急落の本質は国際金融のシステミック・リスクというより、中国実体経済の後退」だ。「当局による政策介入があっても、中国の金融相場が浮上する効果は一時的だ」(カンファレンス・ボード)。こうした悲観論の背景は主に4つあるという。

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