オフィス街にはリクルートスーツ姿の学生があふれるようになった。
今年の就職活動は大学3年次の3月に解禁、実際の選考は4年次の8月以降との取り決めだが、これは経団連加盟企業でのルール。加盟していない日系企業や外資系などはこの限りではない。文化放送キャリアパートナーズによれば、就活生の内々定保有率は5月下旬時点ですでに3割に達している。経団連加盟企業も優秀な学生の囲い込みに必死で、就活はまさにピークを迎えている。
就活における大学間格差はどのくらいか。企業による「学歴フィルター」の実相を探るべく、早慶MARCHの4年生や就職直後のOB・OGに話を聞いてみた。
早稲田大学法学部4年生のAさん(男)は、昨年末から選考を受けはじめ、すでにベンチャー企業や外資系など4社の内々定を得ている。友人からの呼び名は、ずばり「内定コレクター」だ。しかし本命は大手自動車メーカー。正式な面接開始は8月とされているが、すでに水面下での選考が始まっている。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら