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グローバル競争に挑む覚悟 早慶トップに問う

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名門早慶も、国際競争の場では形なし。限界に直面したマンモス大学の経営モデルをどう立て直すべきか、トップに直撃した。

せいけ・あつし●青山学院高等部を経て1978年に慶応義塾大学経済学部を卒業。専攻は労働経済学。2009年から慶応義塾長。

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──私立大学が抱える構造上の問題を指摘していますが?

米ハーバード大学の学部では、年4万ドルの学費で7000人の学生に教えている。対して慶応は、年1万ドル弱の学費で、2万9000人に教えている。現状のままでハーバード並みの教育環境を用意するのは難しい。中長期的には、質の高い教育に見合った授業料を求めたい。そういう授業料を負担できない学生のためには、奨学金の充実を考える。

慶応は比較的大きな金融資産を持っており、その運用益で将来に向けた投資の半分くらいを賄うのが理想的。リーマンショック直後に塾長に就任したが、当時は530億円もの含み損を抱えていた。その後に資産の入れ替えを進め、現在は年3%強の利回りを上げている。

奨学金の原資は、寄付によるものを原則としている。さまざまな基金の奨学金があり、現在その総額は200億円を超えている。今後も建学理念に賛同する人を増やして、その充実を図っていきたい。

現在の学生数を前提に教員を増やしていく

──少子化の中で、将来的には大学の規模縮小もありえますか。

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