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学歴フィルターの真実を語ろう 採用担当覆面座談会

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特定大学の学生以外を選考の対象から外す「学歴フィルター」の存在は、就活生にとっては公然の秘密だ。その実態を、採用のプロが赤裸々に証言する。

プロフィール Aさん:ITサービス会社 Bさん:金融 Cさん:電機 Dさん:素材・エネルギー Eさん:人材サービス

──就職人気ランキングの上位に入るような企業には、旧帝大や「早慶MARCH」といった特定大学の学生だけを対象とする「ターゲティング採用」をしている例が多いようです。逆にいえば、それ以外を相手にしない「学歴フィルター」があるわけですね。

Aさん どんな企業でも採用担当者のマンパワーには限りがあるので、優先してアクセスする集団を限定せざるをえない。うちでも早慶MARCHの学生はターゲティングの対象だ。その中でも、早慶とMARCHとで位置づけは違う。

Bさん 保守的な風土が残っている金融業界では、過去にその大学からの採用実績があるかということが大事。そういう意味で、早慶プラス明治あたりは選考に残りやすい。

Cさん 東京大、一橋大、東京工業大あたりの学生が欲しいのはもちろんだが、絶対数が少ない。ボリュームゾーンとしての早慶MARCHは重要だ。

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