国内3700万人のユーザーを抱えるLINEを企業のマーケティングに使わない手はない。現在、23の組織が公式アカウントを取得し、「友だち」登録したユーザーに月数回のペースで情報を送信している。積極的なのが、小売りや外食チェーン。スマートフォンにダイレクトに情報が届くため、クーポン配信による来店効果を実感している企業も多い。
フェイスブックなどの企業アカウントが無料で作成できる一方、LINEの企業利用は初期費用を含めて月額350万円からと高額だ。登録ユーザーが増えると、さらに上乗せされるプランもある。スタンプを作成すれば、1500万円が必要だ。
しかし、フェイスブックでは数十万の「いいね!」を獲得すれば成功事例と認められるが、LINEでは数百万人単位の登録ユーザーの獲得が可能。テレビを見る若者が減っている中、スマホに直接メッセージが届くのも魅力だ。「メールマガジンやフェイスブックは、登録ユーザーを増やすための広告が必要で、実際は多額の費用がかかる。LINEのアカウントの投資対効果は高い」NHNジャパンの田端信太郎広告事業グループ長は言い切る。
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