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「LINE」を生んだパワーの源 異色企業のNHN Japan

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ユーザー1億人突破が目前の「LINE(ライン)」だが、運営会社であるNHNジャパンの実態はあまり知られていない。いったいどんな会社なのだろうか。

韓国企業の日本法人 あのライブドアを統合

NHNジャパンは、韓国を代表するインターネット企業、NHNコーポレーション(以下、NHN)の子会社だ。NHNは1999年に設立され、検索の「NAVER(ネイバー)」やオンラインゲーム「ハンゲーム」を主力事業とする。売上高は韓国のIT企業でトップの2000億円規模。特にNAVERは韓国でグーグルより高いシェアを持ち、韓国のネットユーザーの半数が毎日利用するほど存在感が大きい。就職したい企業としても、抜群の人気を誇っている。

日本法人の設立は2000年。当初のハンゲームジャパンから03年に名称を変えた。現在韓国本社の共同創業者である李海珍(イヘジン)氏が会長を、日本テレビ放送網、ソニーを経て入社した森川亮氏が社長を務めている。NHNの子会社は米国、中国にもあるが、11年12月期に売上高151億円、営業利益3・6億円を計上した日本法人の規模が最も大きい。

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