ウォルマート、西友の不採算30店舗閉鎖 日本事業をテコ入れ、50店の改装も
[30日 ロイター] - 米小売り最大手ウォルマート・ストアーズ<WMT.N>は30日、日本で展開する434店舗のうち、採算が悪化している30店舗を閉鎖すると発表した。
閉鎖する30店舗は傘下の西友ブランドで展開しており、ウォルマートが日本で展開する全店舗の7%に相当。ウォルマートは閉鎖関連費用を向こう数四半期にわたり計上する。
不採算店を閉鎖する一方、2015年に約50店舗を改装し、生鮮食品や惣菜の販売を強化。東京やその近郊でネットスーパーやオンライン通販の需要増にも対応し、日本事業をてこ入れする。
ウォルマートは米国外で約6000店舗を展開。国外での売上高は全体の約3分の1に相当する。第2・四半期(5─7月期)は国外での純売上高は3.1%増となったが、中国を含む主要市場で収益の伸びはこのところ鈍っている。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら