映像制作通じて「探究活動」する学校が増える理由 「ドキュメンタリー制作」で身に付く5つの力

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映画や映像の仕事から教育にもフィールドを広げる山﨑氏。映像を仕事とする人間として、子どもたちに映像制作を通して最終的に学んでほしいことがあるという。

「子どもたちには審美眼を養ってほしいのです。多種多様な映像がある中で、世界に発信すべきもの、後世に伝えるべきものは何かを自ら見極められる人間になってほしい。それが結果として、日本の文化や芸術の向上につながっていく。そう考えています」

山﨑達璽(やまざき・たつじ)
日本大学藝術学部映画学科監督コース卒。芸術学修士。1999年、大学の卒業制作『夢二人形』がカンヌ映画祭にノミネートされ、映画監督デビュー。2008年、新感覚時代劇『宮城野』(出演:毬谷友子・片岡愛之助・國村隼・樹木希林ら)を発表。その後、映画だけでなく企業広告映像やミュージックビデオに加え、教員向け動画コンテンツの制作などにも活躍の幅を広げ、2015年から4年にわたって150コマ近くのアクティブラーニングに取り組んでいる教員の授業を取材。現在は、映像専門学校の講師を務めるほか、ぐんま国際アカデミーやドルトン東京学園など学校現場で映像制作を取り入れた授業の提案、アドバイスを行う。著書に『探究活動ではじめる動画・映像制作 ~映画監督がひもとく 1人1台タブレット時代の新しい学び~』(Kindle版)がある(写真は山﨑達璽事務所提供)

(注記のない写真はドルトン東京学園中等部・高等部提供)

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制作:東洋経済education × ICT編集チーム

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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