「激安」のからくり 金子哲雄著
今や当たり前になったマクドナルドの100円ハンバーガー、2万円台で買えるネットブックパソコン。大手総合スーパーではジーンズが880円、スーツが7800円で売られている。「安さ」の理由はどこにあるのか。
長年にわたり激安の現場をフィールドリサーチしてきた著者が、コストを徹底的に抑えた現代の「激安」事情をリポート。ダイエーの中内功、イトーヨーカドーの鈴木敏文、ユニクロの柳井正といった経営者らの安売り哲学も紹介する。
グローバル化がもたらす激安スパイラルは一方で日本の産地の破壊につながると指摘。これは消費者にとって真にいいことなのかと問題提起をしながら、流通業の今後を展望する。
中公新書ラクレ 777円
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