先の先を読め 複眼経営者「石橋信夫」という生き方 樋口武男著

先の先を読め 複眼経営者「石橋信夫」という生き方 樋口武男著

希代の事業家には、ユニークな名言・格言を生み出す達人が少なくない。

曰(いわ)く「時間を値切れ」。平たく言えば「時間のムダはお金のムダ」。そのエピソードに脱帽する。さる製鉄所の落成式で、一人広大な敷地をタイムカードのある正門から工場まで歩く。31分。従業員は1万2500人。年間80億円相当の“カラ就業”と暗算。

いま一つ、「仕事に惚れろ。会社に惚れろ。自分に惚れろ」という「三惚れ精神」。どこにもある心得と見えて、「そやけど、土地には惚れたらあかんで」と続く。得意分野での慢心を厳に戒める。

薫陶を受けた後継者が週刊誌連載から51話を抜き出し、その言葉に結晶した企業経営のヒントを伝える。

文春新書 861円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT