多極化世界の日本外交戦略 神余隆博著

多極化世界の日本外交戦略 神余隆博著

米ソ2大国の冷戦構造からアメリカ1国支配を経て、世界は今、多極化へと向かっている。そうした中では外交も、2国間から多国間へとシフトして行かざるをえないというのが、現ドイツ大使である著者の言だ。

経済が失速する中で、今後日本が世界に存在感を示すためには、外交立国を目指すべきで、そのためにはマルチ外交を強化する必要があると説く。マルチ外交とは、他人の利益を侵害しないギリギリの線まで、自分の利益を高めるための解を見つけ出すこと。

国益を守るためのマルチ外交をどう展開するか。そのための知恵と知略、レトリック、交渉術を開陳しながら、同時に21世紀の日本外交の課題を論じている

朝日新書 819円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ブルー・オーシャン教育戦略
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。