BYODも視野に「失敗しない」パソコン選び カリスマバイヤー、おすすめ7選
「パソコン自体はサブノートサイズで持ち運びを重視し、自宅に戻った際に大型ディスプレイにつなげる。最近では周辺機器とパソコンを簡単につなぐドッキングステーションの購入も増えています」
このほか、タブレットのようにディスプレイ部分を回転させられる2 in 1タイプのパソコンも、子どもたちに説明する際には便利だ。どの点を重視するかはそれぞれの好みや利用シーンなどを考慮してほしい。
コロナ禍で新機能も続出
また、コロナ禍以来、これまでとは違った観点での機能が注目されているそうだ。その1つは音声だ。オンラインで授業や会議をする場合、思った以上に生活音が邪魔になる。部屋の外の救急車のサイレンが邪魔になったり、家族が立てた物音がびっくりするほど大きく聞こえたりするのは、オンラインでの「あるある」だろう。そのため、メーカーによっては、ノイズを減らす機能を強化したモデルを投入している。
一方、キーボードにも新たな工夫が加わっている。オンラインで通話しながら、キーボードを打つシーンが増えていることから、静音性の高いものやスピードが速く打てるメカニカルキーボードにも注目が集まる。一方、今のご時世を反映する「抗菌性」をうたったものも登場し人気があるという。
「もう1つ、変わり種としては、物理的に内蔵カメラをボタン1つでシャットダウンする機種も出てきました。“知らない間に部屋の中や普段着の自分が映っていて恥ずかしい思いをした”といった失敗を防げることから評判も上々です」







ハイスペックパソコンのほうが結局はお得?
ではスペックはというと、森山氏は「性能が高いものを選んだほうがいい」と断言する。というのも、これからのICT授業では、オンライン授業などの需要が高い。その場合、パソコンの処理性能が低いと途中で止まってしまうなど不具合が起きやすいからだ。