こんな日弁連に誰がした? 小林正啓著

こんな日弁連に誰がした? 小林正啓著

日弁連は日本のすべての弁護士が加入する業界団体で、人権や法律に関する意見を表明する公益団体でもある。

自らが弁護士である著者は、日弁連は衰退の一途をたどっていると言う。悲願だった「法曹一元」と引き換えに、司法改革による弁護士の大増員を決めた日弁連。

しかし、法曹一元は骨抜きにされ、残ったのは仕事のない弁護士だけ。裁判という市場が縮小していくなかで、司法書士や行政書士と仕事を奪い合っているのが現状だ。それはひとえに日弁連の政治力のなさが原因だと説く。

世代間で分裂しかねない日弁連は、何を間違ったのか。戦後司法史をひもときながら、未来における日本の司法や弁護士のあり方を問う。

平凡社新書 798円

  

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