首位のマリオカートにどこまで迫るか――。11月5日に予定されている任天堂の中間決算で注目の数字が発表される。世界的なブームとなっているスイッチ向けソフト「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)の販売本数だ。
2020年3月に発売されたあつ森の勢いは異例ずくめだ。発売から6週間で1341万本(国内・海外の合算)を売り上げ、過去のシリーズの中でも最速で1000万本を超えた。6月末時点の累計世界販売は2240万本に達し、すでにNintendo Switch(以下、スイッチ)向けソフトの中では歴代2位の座につけている。

あつ森のゲーム内容は、無人島にユーザーが移住し、どうぶつたちと交流しながらその暮らしを楽しむというもの。
仮想空間でほかのユーザーや登場するキャラクター(住人たち)と交流できる。そのため、新型コロナウイルスの感染拡大からステイホームを余儀なくされたユーザーにとって、コミュニケーションを気軽にとれたことがヒットの要因になったといわれる。
だが、コロナという外部要因だけが、シリーズ最大のヒットを生んだわけでない。最新作ではさまざまな仕掛けを設けている。
「あつ森はすっかり生活の一部になった。半年以上経った今でも毎日遊んでいる」。20代の女性はそう話す。ユーザーにとってゲーム空間が“日常化”したのは、7月30日から始まった季節限定のアップデートも大きいとみられる。
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