「政府は愚かだ」と批判する人が気づくべき真実 なぜ人々はコロナをさほど恐れなくなったか

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競馬である。「Win5」(JRAが指定する5つのレースの勝ち馬を予想する投票)について書きたかったが、本編が長くなったので簡単に、札幌で行われるクイーンステークス(G3、8月2日、札幌競馬場11R、距離1800メートル)を予想しよう。

このレースは夏の牝馬の重賞として極めてレベルの高い馬たちが集まることが多い。今年はG1ホースは参戦していないが、2019年はミッキーチャーム、一昨年はディアドラ、その前はアエロリットと、名だたる牝馬が勢ぞろいしている。

クイーンSは一番強いスカーレットカラーで

私は、これを夏のG1として、また3歳路線も、2歳も、そして4歳以上の古馬も、すべてG1を作って「夏の札幌G1ウィーク」として開催したらよいと、過去20年以上にわたって提案しているが、微小確率よりも低い状態で無視されている。

アメリカには、サラトガスプリングスというニューヨーク州の北部の高級避暑地にあるサラトガ競馬場で、例年であれば8月後半にサマーシリーズが行われ、サマーダービーといわれるトラヴァーズステークスなど、多くのG1レースが行われる。この手法の良いところを札幌でも取り入れたらどうかと思う。しかもGo Toキャンペーンよりもましな北海道経済振興策でもあると思うので、誰か、よろしくお願いします。

さて、肝心の今年のクイーンステークスは、スカーレットカラー。理由は一番強いから。単勝。

小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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