住宅設備業界に異変! 需要開拓の新方程式
一方で、リフォーム需要を獲得するには、キッチンやトイレ、サッシといった単独製品で強みを持つ以上に、住設メーカーとしての総合力が問われる。「キッチンのトップブランドをグループに入れることで、水回りでは国内最強となる。製販の協業、ひいてはリフォームの強化につなげたい」(杉野社長)。
今回の株式交換に住生活が充当する自己株は約832万株。その後も同社の手元には2500万株の金庫株が残る。「業界の再編はますます起こる。積極的にかかわっていきたい」と杉野社長は意欲を示す。主戦場となるリフォーム市場で総合力の強みをどれだけ発揮できるかが、今後試される。
(猪澤顕明 =週刊東洋経済)
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事