人が消えたニューヨークの街を歩き見えたこと 経済活動再開目前も駅には警官とホームレス
そう、ロックダウン後、ニューヨークの駅や地下鉄は、ホームレスのたまり場と化してしまったのです。ニューヨーク市は、症状のあるホームレスを市内のホテルなどで療養させてはいるものの、もちろん全員を収容できるわけではなく、駅構内や地下鉄車両で横たわるホームレスの映像はニュースなどでもしばしば流れています。
対策として地下鉄管理機関であるMTAは、通常24時間運行している地下鉄を午前1~5時までの時間は運休。車両とホームの消毒・清掃を1日ごとに行うことを決めました。ただ、経済再開を目前にして、利用者としては不安が残るところです。
現在、ドナルド・トランプ大統領が打ち出した経済活動再開への指針のもと、各州ごとに段階的に準備が進められています。他州に先んじてテキサス州やジョージア州などでは、レストランや映画館に対して規制緩和が行われたと報じられており、ここニューヨークでも、来月あたりから、経済活動を順次リスタートしていくのではないかと言われています。
経済と安全は両立できる?
アメリカでは新型コロナウイルスの影響により、一定期間内の失業保険申請数は過去最多を記録。1日も早い経済再開を望む声も多く聞こえてきます。ただ、感染は落ち着きをみせはじめたばかり。経済再始動後に元の木阿弥にならないように、と誰もが望んでいるところです。
私自身は、近い将来、再度始まるだろうオフィス通勤のために、自転車の購入を検討中。地下鉄に乗車するよりは感染を避けられそう……とも思う一方、自転車通勤に体力がついていくかどうかもちょっと不安。
コロナによって人々のライフスタイルや健康に対する意識も大きく変わりそうです。
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