アイカーン氏、アップルの対応を評価 140億ドル規模で自社株買い実施済み

拡大
縮小
2月10日、米著名投資家のカール・アイカーン氏は、これ以上アップルに対し自社株を買い入れるよう主張する必要はなくなったとの見解を示した。ニューヨーク証券取引所で2007年6月撮影(2014年 ロイター/Chip East/Files)

[10日 ロイター] -米著名投資家のカール・アイカーン氏は10日、米アップルが自社株買いを実施したことを受け、これ以上同社に対し自社株を買い入れるよう主張する必要はなくなったとの見解を示した。

アイカーン氏はアップルの株主に宛てた書簡を自身のウェブサイトに掲載。そのなかで、自社株買いに対しアップルのクック最高経営責任者(CEO)と同社の取締役会は「機をとらえ」、「積極的な」アプローチを示したと評価した。

アップルは前週、第1・四半期(2013年10─12月期)決算発表から2週間の間に140億ドル規模の自社株買いを実施したことを明らかにした。

プロキシー・アドバイザリーのISSは前日、アップルの株主に対し、アイカーン氏の自社株買いの提案に賛成しないよう推奨している。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT