ヤフーが始めた“ご当地”ネット通販の新味

全国1700の自治体が選んだ逸品を販売へ

地方の特産品のネット通販は、これまでもさまざまな取り組みがある。そうした中で、ヤフーならではの特徴とは何なのか。

その最大の特徴は、全国の自治体と直接組んで行うこと。タッグを組む形で本格的な特産品ネット通販を行うのは、ヤフーが初めてだ。ウリは地方の目線で選んだ品揃え。「自治体の職員は、地方の逸品をいちばんよく知っている」(佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長)。そんな地方の目利きが選んだ、本当に優れた特産品だけを販売していくという。いわゆる、キュレーションコマースである。

ネットで買えなかったものを買えるように

ショッピングカンパニー長の小澤隆生氏は「お中元、お歳暮など贈り物をする際、『ここから選べば間違いなし』というページを作ろうとしている。『Yahoo!ショッピング』でいちばん売れているのはファッションや家電カテゴリーだが、(自治体と連携して)今までネット通販の中に出てこなかったものを買えるようにしたい」と話した。

ヤフーが力を入れる地方のeコマース活性化の取り組みは、自治体との連携だけではない。地方の個人・法人による出店自体を増やすために、東京を中心に主要都市でのみ開催していた出店セミナーを全国規模に拡大する。2015年3月期までに全国1700カ所でセミナーを開催し、出店者を募る計画だ。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 親という「業」
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「満足度No.1」は本当か<br>英語コーチング広告で紛糾

近年急拡大し伸び盛りの英語コーチング業界が広告・宣伝のあり方をめぐって真っ二つに割れています。大手プログリットの広告に対し、同業他社が猛反発。根拠薄弱な宣伝文句が飛び交う、ネット広告の構造問題に迫ります。

東洋経済education×ICT