トランプ大統領「FRBは利下げ実施する必要」

利下げだけでなく、量的緩和の再開も要求

 4月5日、トランプ米大統領は、米連邦準備理事会(FRB)は利下げを実施する必要があるとの考えを示した(2019年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、連邦準備理事会(FRB)は利下げすべきと強調するとともに、経済の下支えに向け非伝統的政策である「量的緩和」の再開が必要との認識を示した。

トランプ氏は記者団に対し、朝方発表された3月の雇用統計で経済は良好に推移していることが示されたものの、FRBによる措置で景気は減速したと指摘。「FRBは本当に景気の足を引っ張った。インフレはまったくない」とし「FRBは利下げすべきだと考える」と語った。

さらに、利下げに加え量的緩和の再開も要求。「金融政策は足元、量的緩和であるべきだ」と主張した。ただこうした金融政策の組み合わせは本来、経済が急激に落ち込んだ場合の緊急手段として用いるもので、足元の経済状況への対応にはそぐわないとの見方がある。

トランプ氏は4日、FRB理事にピザチェーン元幹部で2012年の大統領選で共和党候補者指名争いに出馬したハーマン・ケイン氏(73)を指名する意向を明らかにした。トランプ氏は2年前にパウエルFRB議長を指名したが、同議長の下での利上げを強く批判。トランプ氏が指名した他のFRB当局者もパウエル議長の利上げを支持してきた経緯がある。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • コロナショック、企業の針路
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 西村直人の乗り物見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
なぜ取締役会に出席しない?<br>会社側の苦しい「言い訳」

役員会に出席せず改善の兆しがない取締役は、機関投資家や議決権行使助言会社から厳しい目を向けられています。株主総会招集通知から、取締役・社外監査役の取締役会出席率を独自集計し、欠席の多い人のランキングを作成しました。安易な選任の実態は?