若者はなぜ殺すのか アキハバラ事件が語るもの 芹沢俊介著

若者はなぜ殺すのか アキハバラ事件が語るもの 芹沢俊介著

「誰でもよかった」。これは無差別殺傷という行為に走った青年たちが、事後に共通して発した言葉だ。この「誰でもよかった」という投げやりな心性はどこから来るのか。

若者が引き起こす事件を見つめ続けてきた著者は、今年6月東京・秋葉原で7人を殺害した青年が事件前に携帯電話サイトに書き込んだ「人間関わりすぎると怨恨で殺すし、孤独だと無差別に殺すし、難しいね。『誰でもよかった』。なんかわかる気がする」という一文に着目し、無差別殺傷行為に走る若者が根本に抱く「孤独」の本質を洞察。自暴自棄な態度に浮かぶ自己崩壊状態、一般化する自傷行為。救いはいったいどこにあるのか、若者の心の内に及ぶ現代社会の病理を論じる。

小学館101新書 756円

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