忘年会帰りに便利、使える深夜の「臨時列車」 各社が設定、充実しているのはどのエリア?
運転日=13、14、20、21日
池袋23時55分発 準急 川越市行き
池袋24時05分発 普通 志木行き
運転日=13、14、20、21日
伊勢崎線(スカイツリーライン)の電車は、北千住以降の各駅の出発時刻を繰り下げて運転する、変則的な忘年会列車。北千住の出発時刻が5分遅くなることで、時刻表を見る限り、銀座を24時03分に出発する地下鉄日比谷線の電車からの乗り換えが可能となりそうだ。
東上線の池袋を23時30分以降に出発する、志木より先に行く電車は
23時32分 準急 森林公園行き
23時47分 準急 森林公園行き
24時00分 TJライナー25号 森林公園行き
24時02分 準急 森林公園行き
24時15分 準急 川越市行き
24時30分 準急 川越市行き
24時44分 準急 川越市行き
と、TJライナーを除くと、ほぼ15分おきと、日中の半分の本数となるため、準急川越市行きの増発によって、混雑が大幅に緩和されるだろう。ちなみに東上線では、15日、22日の土曜日の深夜にも、普通成増行きの列車2本が志木まで延長運転される。
西武には臨時特急も
池袋24時05分発 準急 小手指行き
池袋24時41分発 準急 小手指行き
運転日=13、14、20、21日
西武新宿23時51分発 準急 新所沢行き
西武新宿24時39分発 準急 新所沢行き
運転日=13、14、20、21日
西武は、池袋線、新宿線ともに、特急1本、準急2本の忘年会列車が走る。飲んでいるため、全席指定でトイレのある特急列車が増発されるのは、利用者にとってはありがたい。
池袋を24時41分に出る臨時準急も、利用価値が高い。池袋線の最終の小手指行きが出るのは24時44分。そのわずか3分前に出発するが、最終列車は、JRなど各社の列車からの乗り換えの人を待ってから出発するので、千鳥足で通路を歩くペースが遅くなるこの時期は、列車の出発が遅れがち。日によっては小手指に到着する時間は10分以上遅れることもある。
3分前に出発する忘年会列車は、終電ではないので、乗り換え客を待つことなく、時刻表どおりに運転するので、わずか3分の差が15分の差になることもあるのだ。同様に、最終の新所沢行きの5分前に西武新宿を出発する新宿線の臨時準急も、価値ある列車と言えるだろう。
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