トランスジェンダー女性社員がアマゾン提訴

「職場で嫌がらせを受けた」

 8月9日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムのケンタッキー州にある倉庫で働いていたトランスジェンダーの女性とその配偶者が、職場で深刻な嫌がらせを受けた上、危険な目に遭ったとして、同社を相手取った訴訟を州の連邦地方裁判所に起こした。写真は同社のロゴ。6月撮影(2017年 ロイター/Carlos Jasso/Illustration)

[9日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のケンタッキー州にある倉庫で働いていたトランスジェンダーの女性とその配偶者が9日、職場で深刻な嫌がらせを受けた上、危険な目に遭ったとして、同社を相手取った訴訟を州の連邦地方裁判所に起こした。

原告は、アレグラ・シャウェ・レインさんと夫のデイン・レインさん。夫妻は職場における性差別を禁じた連邦法とケンタッキー州法にアマゾンが違反したと主張している。

訴状によると、アレグラさんは同僚から「シーメイル(女性の格好をした男性)」や「クロスドレッサー(異性の服装を着た人)」などと侮辱された。また夫妻は性生活に関して配慮に欠けることを言われたという。

夫妻は一連の嫌がらせに関する苦情を職場の管理者に申し立てたが、会社は全く対応しなかった。それどころか管理者も嫌がらせに加わったとされる。

そうした中、夫妻の自動車のブレーキラインが切断される事件が発生。身の危険を感じた夫妻は2015年にアマゾンを退社した。

この件についてアマソンは取材に応じていない。

原告側の団体は、アマゾンはLGBT(性的少数者)の権利を支持する方針を示していただけに、この問題は衝撃的だとしている。

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