Uber、元従業員のセクハラ主張で緊急調査へ 「社内チャットを通じセクハラされた」と告発

拡大
縮小
 2月19日、米配車アプリ大手のウーバーのカラニック最高経営責任者(CEO)は、社内でセクシャルハラスメント被害を受けたとする元従業員の主張について緊急調査を指示した。ニューヨークで2日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[19日 ロイター] - 米配車アプリ大手のウーバー[UBER.UL]のカラニック最高経営責任者(CEO)は、社内でセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ、セクハラ)被害を受けたとする元従業員の主張について緊急調査を指示した。

被害を訴えたのは昨年12月に退社した元エンジニアのスーザン・ファウラーさん。退社後、2015年の入社当初から社内チャットを通じて一連のセクハラ発言を受けたとブログに投稿した。

投稿によると、ファウラーさんは人事部から発言者が「高業績」の人物だと説明され、経営陣が「警告以外の処分」に難色を示すだろうと言われたと述べた。

カラニックCEOは19日、ツイッターでファウラーさんのブログを巡り「彼女が訴えた内容は忌まわしいことであり、ウーバーの立場にも理念にも逆行する」と投稿。新たに就任した人事責任者に緊急調査を指示したと述べた。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT