ホンダ、新型フィットHVで“アクア超え” 36.4km/L達成、内外装デザインも初公開

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エンジンの刷新とともに、デザインも大きく変更した。フロントグリル周りは、アコードやCR-Vといった上級車とも共通するホンダの統一デザインを採用、精悍な印象を与えるものとなっている。従来のファミリーコンパクトカーよりもスポーティさを意識し、外観面でもアクアとは一線を画した格好だ。

内装にもハイテク感

また、HVは、インテリアでもメーター表示やシフトレバーなどで、電動車ならではのハイテク感を出し、ガソリン車とは異なる印象を持たせている。日本市場ではこのハイテク感の有無がけっこう重要である。

内装にはハイテク感を出した

ホンダはフィットHVを皮切りに、フィットをベースとした小型のSUVやセダンなどを矢継ぎ早に投入する計画だ。トヨタもアクアを改良し、早晩、ナンバーワンの座を奪回すると見込まれるが、それでもこれまでのような大差はつかないだろう。HV競争はさらに過熱しそうだ。

(写真はいずれもホンダ提供)

丸山 尚文 東洋経済 記者

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まるやま たかふみ / Takafumi Maruyama

個人向け株式投資雑誌『会社四季報プロ500』編集長。『週刊東洋経済』編集部、「東洋経済オンライン」編集長、通信、自動車業界担当などを経て現職

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