NYダウ394ドル安、週明け一段の下落も 北朝鮮の核実験と利上げ観測の高まりで

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[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は大幅続落した。北朝鮮の核実験実施や、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受けた早期利上げ観測の高まりで、S&P500種は英国の欧州連合(EU)離脱決定で市場が動揺した6月24日以来の大幅安となった。

投資家の不安心理の度合いを示すとされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX指数)<.VIX>は6月下旬以来の高水準となった。S&P500種が50日間平均を下回るのも約2カ月ぶりで、株価が一段安となる可能性を示唆した。

9日はハト派として知られる米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁が利上げを待ち過ぎることのリスクが高まっていると発言。CMEグループのフェドウォッチが示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物相場が織り込む月内の利上げ確率は前日の18%から24%に上昇した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は19.30対1だった。ナスダックも6.16対1で下げが上げを上回った。

米取引所の合算出来高は約85億株で、直近20営業日の平均である61億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18085.45 -394.46 -2.13 18404.17 18404.17 18085.45 <.DJI>

前営業日終値 18479.91

ナスダック総合 5125.91 -133.58 -2.54 5217.95 5225.94 5125.91 <.IXIC>

前営業日終値 5259.48

S&P総合500種 2127.81 -53.49 -2.45 2169.08 2169.08 2127.81 <.SPX>

前営業日終値 2181.30

ダウ輸送株20種 7822.59 -254.01 -3.15 <.DJT>

ダウ公共株15種 656.19 -25.61 -3.76 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 768.37 -29.20 -3.66 <.SOX>

VIX指数 17.50 +4.99 +39.89 <.VIX>

S&P一般消費財 621.11 -15.64 -2.46 <.SPLRCD>

S&P素材 296.85 -8.80 -2.88 <.SPLRCM>

S&P工業 493.25 -14.21 -2.80 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 538.55 -15.48 -2.79 <.SPLRCS>

S&P金融 323.25 -6.21 -1.88 <.SPSY>

S&Pエネルギー 511.68 -14.74 -2.80 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 824.40 -17.20 -2.04 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 168.88 -5.99 -3.42 <.SPLRCL>

S&P情報技術 768.76 -18.43 -2.34 <.SPLRCT>

S&P公益事業 244.40 -9.53 -3.75 <.SPLRCU>

NYSE出来高 10.84億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 16735 - 125 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 16650 - 210 大阪比 <0#NIY:>

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