最高の仕事と彼氏のどちらを選ぶべきですか 転職を機に、彼と価値観がずれていく30歳

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相談者様が今、彼との価値観が合わないと思っているのならば、彼のほうはどう考えているかを知らなきゃいけません。自分の考え方と具体的にどう違うと感じるのかを自分自身と向きあって、考えなければいけません。そして、仕事以外のところで、彼と価値観が合うのはどこだろうと、違う角度から新しい視点で彼のことを知る作業が必要になります。

短くても濃厚な時間を作る

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人間関係も仕事と同じです。彼を失いたくないのならば、それ相応の努力をしなければいけません。

そのためには、彼と過ごす時間を作ることから始めましょう。大切なのは、「どれだけの時間を彼と過ごすか」ではなくて「どんなふうに彼と時間を過ごすか」です。

短くても濃厚な時間を作るために、自分が何を不安に思っているかも伝えなければいけません。

忙しくて、時間が作れないというのは言い訳です。1日、15分でも必ず時間は作り出せるはずです。このぐらいのタイムマネジメントができないのならば、仕事においても駆け上るのも難しいんだと、心に言い聞かせてください。

ちなみに前述のマーケティングディレクターですが、彼女はこんなことも言っていました。

彼氏や旦那のことで不満を感じたら、絶対友達に愚痴ってはダメ。友達は愚痴に同意するだけだし、あなたの怒りを増長させる効果しかない。だから、何かを愚痴りたかったら無機物に愚痴りなさい。

なので、彼女は旦那さんがいない間に、家のソファとかに愚痴ってるそうです。

これは……怨念のこもったソファになりそうですなぁ……。

というところで、今日は失礼します☆

ずんずん キャリア・人間関係コーチ、コラムニスト

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ずんずん / zunzun

元外資系OL。大学卒業後、埼玉県にある日系事業会社に就職。激務の果てに「死ぬ前に丸の内OLになりたい」と転職活動を開始し、外資系投資銀行に採用される。さらにシンガポールの世界的IT系企業で働いたのち、帰国。著書にコミックエッセイ『外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌』『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ともにKADOKAWA)『エリートに負けない仕事術』(大和書房)がある。

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