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三菱自「軽生産再開」に地元企業が冷たい理由 サプライヤーが学んだ"過去の教訓"とは

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従業員への対応では、別工場への出向や他部署への配置転換で雇用の維持を図ったが、一部の企業では解雇や雇い止めといった厳しい対応を迫られた。

7月4日、生産再開について報道陣の取材を受ける須江隆行・水島製作所所長(筆者撮影)

ただ、倉敷市に隣接し、三菱自動車向けのサプライヤーを数多く抱える総社市(そうじゃし)の石原和則・商工会議所事務局長は「雇用面で心配はしたものの、思ったほどの影響は出なかった」と話す。

雇用への影響が想定していたより小さく済んだ理由は2つある。1つは生産が止まったのは水島製作所のうちの軽4車種だけだった点だ。水島製作所で生産される30万台超のうち、不正の該当車は20万台ほど。水島では電気自動車「i-MiEV」(アイ・ミーブ)や輸出向けの「ギャラン フォルティス」といった車種の生産は続いていた。

岡山県中小企業団体中央会が実施したアンケートでは、三菱自動車と取引がある企業30社の中で、軽4車種に対する売上高比率が7割を超えたのは1社のみ。軽4車種だけに依存している企業は少なく、工場の全面停止に追い込まれた企業は数社だった。

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