米動物園ゴリラ射殺、責任は母親にあるのか 全米で大激論!本当に殺す必要があったのか

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動物園を認定する動物園水族館協会の広報担当ロブ・バーノン氏は、シンシナティ動物園の報告を待っていると説明。「見直しを通じ、ゴリラの囲いに関する基準が厳格化される方向になるよう期待している」と述べた。

母親を擁護する者もいる。

母親を支援するフェイスブックのページを立ち上げたケビン・フィゲロア・トーレスさん(23)は、5月30日の取材で、幼稚園の運営を4年間手伝って、小さな男の子がいかに油断ならないか学んだと語った。

「そこが悩みの種でした。子供たちは走っていなくなったりはしない、あんな風にこそこそしたまねはしない、というふりをします」。

動物園への共感と支持も

男の子が落ちた際に近くにいたブリタニー・ナイスリーさん(29)によると、全ては一瞬の出来事で、母親は監督を怠ったわけではない、という。「お母さんは他に3人の子供を連れていました。赤ん坊も腕に抱えていました」とナイスリーさんは語った。

メイナード氏が会見で語ったところでは、動物園の皆はつらい時間を過ごしているが、一方で多くの支援も受けた。

「世界中の何千という人たちから連絡をもらいました。(英国の動物行動学者の)ジェーン・グドール氏に至るまで、多くの同業者、世界中の動物園長から難しい決断に対する共感と支持をもらいました」とメイナード氏は述べた。

(MIKE McPHATE記者)

(C) 2016 New York Times News Services

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