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スズキも不正、独自の燃費測定に走った事情 過ちを犯した2010年、同社に何が起きたか?

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――2010年より前は惰行法で計測していた。それを変えたのはなぜか。

本田:2010年ころは、国が要請する燃費基準が厳しくなり、競争が激化し始めていた。それまでは燃費については、今に比べて無頓着で、データにバラツキがあってもやっていけていた。

しかし、エンジンの開発だけではなく、走行抵抗についてもよりきちんと取り組もうということで、部品ごとに計測できる試験装置を導入し始めた。

会見場を去る鈴木修会長。進退についてはノーコメントを貫いた

とはいえ、競争がプレッシャーになった、ということではない。競争は常にあり、当社は徒手空拳で競争に向かったわけではない。お客様を欺いたわけでもなく、ユーザーからは燃費でよい評価を頂いている。技術者はこれを励みにしている。

進退についてはノーコメント

――ユーザーの信頼を裏切ったことで、経営陣の責任や進退をどう考えているか。

:燃費について、お客様にご迷惑をおかけすることはないので、販売は続けさせて頂く。販売についても、悪影響はないと考えているし、販売店は自信を持って売って頂くということでいいんじゃないでしょうか。

進退については、一般的にまず改善が第一で、それをやったうえでどうするか。現時点ではノーコメントとさせて頂く。

                        (撮影:尾形文繁)

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