松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件 岩谷英昭著

松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件 岩谷英昭著

日本の家電メーカー復活を願う元米国松下電器会長からの提言の書である。

かつて、世界を席巻した日本の電化製品は、なぜ落ちぶれてしまったのか。それは、過去の成功体験に執着するあまり、グローバル化という時代の変化を読み切れなかったからだと語る。さらには、バブル崩壊に伴う度重なるリストラによって、優秀な人材がアジアのライバル企業に流出する事態を招いてしまった。

“経営の神様”ともいわれた松下幸之助は生前、「松下は人をつくる会社です。あわせて電気製品もつくっています」と答えていたという。それだけ人材を大切にしていたのである。この「人材」という観点を中心に、日本家電復活の処方箋を示す。

朝日新書 798円

  

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集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。