ハリポタ「発売前に流出」はニセモノだった

政府機関は小説のリークまで監視している

 4月10日、小説「ハリー・ポッター」の出版社が英通信傍受機関から、小説の中身が流出しているとの通報を受けていたことが明らかに。写真は同小説の作者、J・K・ローリング氏。ロンドンで2013年11月撮影(2016年 ロイター/Olivia Harris)

[ロンドン 10日 ロイター] - 英ファンタジー小説「ハリー・ポッター」の出版社が政府の通信傍受機関から、小説の中身が流出しているとの通報を受けていたことが分かった。流出した内容は実際には偽物だったが、政府機関が小説のリークを監視していたことが明らかになった。

報道によると、英出版社ブルームズベリーのナイジェル・ニュートン最高経営責任者(CEO)が前週、豪ABCラジオに話したところでは、2005年に政府通信本部(GCHQ)から電話があったという。その内容は、当時発売直前だった第6巻の中身が「インターネットに流出している」というものだった。

その文章を読み上げてもらい、同社の編集者が確認した結果、偽物であることが分かった。

GCHQは事実関係について「『闇の魔術に対する防衛術』に関してはコメントしない」と答えたという。この「防衛術」は、「ハリー・ポッター」シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校で教えられている架空の教科を指している。

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